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顔のテカリの原因と抑えるための防止対策【美容家監修】

気温が高くなるにつれて、気になる顔のテカリ。

お昼にはテカリでメイクがくずれてしまうという方や、オイリー肌(脂性肌)ではないけれどTゾーンはすぐにテカってしまう…という方も多いのではないでしょうか?

でも、家事に育児にと忙しい主婦にとって、メイク直しの時間は省きたいもの。 できればテカリにくい肌の状態をキープしたいですよね。

そこで今回は、気になる顔のテカリの原因と、テカリ防止対策についてご紹介いたします。


仲有美(なか ゆみ) ・日本化粧品検定2級


気になる、顔のテカリの原因は?

潤い肌を取り戻すために
日常生活を見直そう

過剰な皮脂分泌

皮脂分泌が過剰になるのは、自律神経の働きやホルモンバランスが大きく影響しています。睡眠不足やストレスの多い生活を送っていると自律神経が乱れます。それにより男性ホルモンの分泌量が増加して、皮脂が過剰分泌されるのです。

生理前に分泌されるプロゲステロン(黄体ホルモン)にも、男性ホルモンと同じように皮脂の分泌を促す作用があるため、生理前になるとテカリやすくなります。


間違ったスキンケアによる乾燥

「テカリが気になるから」と洗浄力の高い洗顔料でゴシゴシ洗ったり「保湿をするとべたつくから」と化粧水などの保湿を省いたりしていませんか?

間違ったスキンケアを続けて肌が乾燥すると、潤いを保つために皮脂は過剰に分泌するようになります。 その状態が、肌表面は皮脂が多くテカっているのに、内部は水分が足りない「インナードライ肌」です。また、水分と皮脂のバランスの崩れは皮膚のバリア機能を低下させて、肌の老化が進む原因にもなります。


動物性脂肪や糖質の摂り過ぎ

お肉や、揚げ物、スナック菓子…。 動物性脂肪や糖質の摂り過ぎは、皮脂を刺激して皮脂コントロールのバランスを崩す原因になります。

動物性脂肪(脂身の多い肉、バター、生クリーム、チーズなど)は、皮脂の分泌を促し、糖質(ごはんやパン、ケーキ、クッキーなどの甘いお菓子)は、体内で分解・吸収される際に、皮脂コントロールに必要なビタミンを消費してしまいます。 中でも脂質に関係があるビタミンB2とビタミンB6が不足すると、テカリやすくなると言われています。

<ビタミンB2> 脂質の代謝を促して皮脂をコントロールし、粘膜や皮膚を健康に保つビタミンです。レバー、うなぎ、サバ、卵などの食品に含まれています。 <ビタミンB6> ビタミンB2とともに皮脂の分泌を適正に調節するビタミンです。ニンニク、ピスタチオ、まぐろ、バナナなどの食品に含まれています。


顔のテカリ対策<スキンケア>

正しい有効成分と
優しい洗顔が大切

洗顔について見直そう

まずは、スキンケアの基本とも言える洗顔を見直してみましょう。 泡立ちのよい洗顔料でゴシゴシ洗っている、という方も多いのではないでしょうか?

泡立ちがよい洗顔料は、皮脂を取り過ぎてしまう「脱脂力」が強いものもあります。洗顔後にすぐ肌がつっぱる洗顔料はNGです。少ししっとりするタイプの洗顔料を選び、泡立てネットを使ってキメ細かい泡を作るようにしましょう。

手の平で転がすように洗えば、肌にやさしく皮脂や汚れをかき出すことができます。オイリー肌の方は、皮脂吸収作用や殺菌作用もあるイオウ配合の洗顔料がオススメです。


洗顔料を洗い流す時のお湯ですが、熱いお湯で洗うと肌の潤いを奪ってしまう原因になります。32℃から34℃のぬるま湯で洗顔するようにしましょう。洗顔後はタオルでゴシゴシ拭かず、柔らかいタオルで肌を押さえるようにして水分を拭き取ると、肌表面が傷つきません。

朝の洗顔は、水で洗うだけの方も多いですが、寝ている間の皮脂汚れにホコリなどが付着すると肌に残りやすいです。 水洗顔でべたつく時は洗顔料も使うようにしましょう。Tゾーンだけ洗顔料を使う、などの使い分けもオススメです。

後につける化粧品の浸透やテカリも違ってきますよ。


有効成分配合の化粧品を選ぼう

正しい洗顔で肌を清潔に整えたら、肌タイプに合わせた化粧品でしっかり保湿を行い、肌のバリア機能を維持するようにしましょう。


オススメの有効成分は、皮脂の分泌を抑える作用があるビタミンC誘導体を配合した化粧品です。活性酸素の活性を阻害するとして美白化粧品にも多く使われている成分なので、テカリとシミの両方にアプローチできます。

化粧水や美容液など、ローションタイプの化粧品に配合される水溶性ビタミンC誘導体の化粧品成分表示はL-アスコルビン酸2-グルコシド リン酸アスコルビルMg アスコルビルグルコシド などです。


スキンケアの順番にも気をつけよう

皮脂分泌を抑えて肌を引き締める「収れん化粧水」を、いつものスキンケアにプラスするのもオススメです。 朝、スキンケアの最後に使うのが基本ですが、メーカーによって違いがあるので使用方法をご確認下さい。化粧水の後に保湿機能の高い美容液をつけるのもテカリ防止に役立ちます。


顔のテカリ対策<メイク・アフターケア>

しっかり下地を整え
軽めファンデでカバー


化粧崩れしにくい化粧下地を選ぼう

化粧下地は面倒だったりべたついたりするからと、使っていない方も多いのではないでしょうか。化粧下地は化粧のりをよくしてくれる大切なアイテムです。 しかも、テカリを防止、ロングラスティング、毛穴カバー、カラーコントロール、日焼け止めなど、1つで様々な効果が期待できる便利なタイプもあります。肌タイプに合わせて選びましょう。

忙しいママにオススメなのがムースタイプの化粧下地です。容器からムース状に出てくるので、サッと塗れてこれからのベタつきやすい季節にもサッパリと使えますよ。

日焼け止め配合の化粧下地について、SPF値が高いものは肌への負担が大きくなります。日常生活で使うものは、SPF20から30・PA++、さらに紫外線吸収剤不使用のものが肌にやさしいです。


ファンデーション選びにも気をつけよう

テカリやすい肌には、皮脂を吸収する働きがあるパウダータイプのファンデーションがベストです。


手軽さで人気のBBファンデーションは、油分が多く毛穴を塞ぎやすいので、皮脂と混ざってテカリやすくなります。使用するときは、サラっとするルースパウダーで押さえて仕上げるようにしましょう。

また、スポンジやパフを汚れたまま使うと、化粧崩れの原因になるだけでなく肌荒れも起こしやすくなるので気をつけて下さい。毎回キレイな面を使う、洗い替えを用意しておく、使い捨てタイプを使う、など清潔に使える工夫をしましょう。

<ファンデーション、こんな選び方も> ・軽めのテクスチャーのCCクリームを塗って、ナチュラルな色のルースパウダーで押さえる ・オイルフリータイプのリキッドファンデーションを使う ・水ありで使えるパウダーファンデーションを使う


テカリが気になりだしたら

日中、肌のテカリが気になったら、ティッシュで軽くおさえましょう。 ミストタイプの化粧水を肌にシューっとスプレーしてからティッシュでおさえるとリフレッシュにもなり、乾燥を防いでテカリを取ることができます。

あぶらとり紙は、たくさん使うと肌に必要な皮脂まで奪ってしまいます。肌にそっと押し当てるだけにしましょう。 また、フィルムタイプよりも和紙タイプのあぶらとり紙の方が、皮脂をやさしく取ることができます。


まとめ

これからの季節に気になる「テカリ」は、洗顔、保湿などの正しいスキンケア、メイクでかなり改善されます。

忙しい時はオールインワン化粧品を利用して、時間のある時にじっくりケアするなど、毎日無理なく続けられる方法を見つけて下さいね。 食事にも少し気を配りながら、テカリにくい肌の状態をキープしましょう!


仲有美(なか ゆみ) ・日本化粧品検定2級


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監修ライター

遠藤幸子(えんどう さちこ)
・アンチエイジングアドバイザー
・スキンケアアドバイザー
・日本抗加齢医学会正会員

木咲 真弓(きさき まゆみ)
・整理収納アドバイザー2級
・アロマデザイナー資格

吉永さやか(よしながさやか)
・食育指導士
・ヘルスフードアドバイザー
・フードコーディネーター

岸田茉麻(きしだ まあさ)
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

荒木彩子(あらき あやこ)
・日本エステティック協会認定エステティシャン(ディプロマ取得経験あり)

泉麻依子(いずみ まいこ)
・日本化粧品検定2級
・色彩検定2級
・アスリートフードマイスター3級

春名 文(はるな あや)
・日本化粧品検定2級

江頭小百合(えがしら さゆり)
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・数秘術カラーセラピスト

仲有美(なか ゆみ)
・日本化粧品検定2級

綿谷麻友子(わたたに まゆこ)
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・イタリアロンバルディア州知事認定デザイナー

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・管理栄養士
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にかわ
・日本化粧品検定1級

山本さやか(やまもと さやか)
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