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北欧インテリア!カーテン色と素材の選び方【インテリア専門家監修】

今やすっかり定番となった北欧スタイルのインテリア。

特に色鮮やかでグラフィカルな北欧ファブリックを使ったカーテンは大変魅力的ですが、どのようにインテリアに合わせたら良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

単体で見たら美しいカーテンも、実際に取り付けたらちぐはぐな雰囲気になってしまったり、目指していた北欧風にならなかったりすることがあります。 そういった状況をさけ、素敵なインテリアを作るには、カーテンの正しい選び方を知ることが必要です。

そこで、今回は上手に北欧インテリアを作っていくために、空間に大きな影響を与えるインテリアの大事な要素、カーテンの色や素材を学び、実際にコーディネートするまでの手順を詳しくお話していきます。


綿谷麻友子(わたたに まゆこ) ・インテリアコーディネーター ・色彩検定1級 ・イタリア ロンバルディア州知事認定デザイナー


カーテンの前に空間の基盤となる色を見直す

ベースカラーは
木の色と白


北欧風は木の色が大事

まず、住まいの床、壁、天井、建具や使っている家具の色などを見直してみましょう。 これらはカーテンという差し色をいれるためのキャンバスの色になります。北欧は日本以上に森林面積が広く、木が大変身近な素材です。よって建物はもちろん木造ですし、家具なども必然的に木製のものが多くなります。

特に木目を生かした自然な仕上げが、北欧のインテリアでは好まれます。色も木そのままの色で、かつ薄い色の方がすっきりと明るい印象になります。

濃い色は出来れば避けましょう。優しい木の色を空間に増やすことで、北欧インテリアの基本をつくります。


その他はなるべく白で統一する

北欧インテリアのベースカラーは基本的に木の色と白です。

日本の住宅の壁や天井は白か明るいベージュのことが多いので、他が明るい木の色であれば、比較的簡単に色を統一することが出来ます。家具や建具が木の色で揃えられない場合は、白でも良いです。まずこの二つの色で揃えることで、明るく温かみのある空間が生まれ、他の色が合わせやすくなります。


北欧らしさを引き出すスカンジナビアンカラー

アクセントカラーは
赤、青、黄


北欧の人々に愛されるスカンジナビアンクロスの色

それでは、北欧インテリアに合うアクセントカラーとはどんな色なのでしょうか。 北欧諸国の人々は、スカンジナビアンクロスと呼ばれるそれぞれの国の国旗の色を大変大切にしており、国旗カラーは室内のみならず街の公共施設などいたるところで使われています。


具体的には赤、青、黄で、インテリアにこれらの色を取り入れると一気に北欧らしい雰囲気に。

原色で合わせるとどぎつくなるかと思いきや、室内のベースカラーが統一されているので、一つ選んでも、複数組み合わせても不思議とマッチします。


北欧の自然の色を取り入れる

その他、パステル調の色も北欧インテリアではよく使われます。 スカンジナビア半島では高緯度になるにつれ、自然界で見られる動物や植物の色が次第に白っぽくなっていきます。

住んでいる環境で見られる色に影響を受けているため、自然と淡く、白やグレーが少し混ざったパステルカラーが好まれるのです。また、このパステルカラーは複数組み合わせても合う特徴があります。


鮮やかな色はトーンを合わせる

夏が短い北欧では、インテリアに南国の雰囲気を取り入れて楽しもうとします。 そのため、花や植物をモチーフにしたグラフィカルな模様や、熱い国で見られる華やかな色も人気です。鮮やかな色を複数インテリアに使いたい場合は、トーンを合わせると空間と調和させることが出来ます。


カーテンの色を選ぶ方法

アクセントカラーにする?
ベースカラーにする?


始めにカーテンの色の役割を考える

カーテンの色選びをする時は、最初にカーテンの部屋における役割を考えます。

現在、部屋の中が白と木の色で統一され、他に目立った色がない場合は、カーテンはインテリアを引き立たせるスパイスになれます。思い切ってビビッドな色味を選んで良いでしょう。

一方、すでに部屋の中にアクセントカラーが十分にあり、カーテンを他の色をサポートする背景にしたい場合は、パステルカラーのものを選ぶのがベター。


アクセントカラーにしたい場合

カーテンにアクセントカラーを使いたい場合は、室内に同系色の物を揃えるとおしゃれなインテリアになります。


例えば赤いカーテンにしたら、ソファに赤いクッションを置き、座面の赤い椅子を選び、壁にカーテンと同じファブリックを使ったパネルを掛けるなどです。

あまり多くの面積を同じ色にするとうるさく感じるので、例えばラグやベッドシーツなど大きなものをカーテンと同系色にする場合は、パステル調のものを選ぶとすっきりとまとまります。


窓ごとにカーテンの色を変えたい場合

北欧のテキスタイルは独創的でカラフル。 その美しさに魅了され、窓ごとに違うファブリックをカーテンとして使用したい場合もあると思います。

そんな時は柄と色のトーンをそろえることでまとまりを出します。北欧テキスタイルは植物柄が多いですが、グラフィカルでデザイン性に優れているので、異なる色でも合わせやすいのが特徴です。


カーテン素材は重要な要素

日差しを感じる
なるべく薄い素材


北欧の気象条件と文化

北欧は日照時間が少ないため、少しでも外の光を室内に取り込もうとする傾向があります。


ですから、カーテン素材の遮光性はあまり重要視されず、どちらかというと薄く透けるものが好まれます。また、カーテンの色や柄が豊富なのも、室内で過ごすことの多い北欧では、アートのように部屋で見て楽しむためです。

もしくは窓にカーテンを掛けないことも珍しくありません。室内を覗かれることを気にするよりも、むしろ窓辺をショーウィンドーのように飾って外から楽しんでもらおうとする文化があります。


北欧スタイルにするための素材

日本ではこの北欧の文化と全く同じにすることは難しいかもしれませんが、なるべく薄い素材を選び、日差しを透かしながらカーテンの柄を楽しむと北欧風になります。

また、レースのカーテンを白ではなくパステルカラーにすることで、柔らかで自然感のある空間を演出することが出来ます。寝室など遮光性が求められる場所には、ポップでカラフルなブラインドを使うと華やかになります。

最近のブラインドはカラーバリエーションが豊富なので、コーディネートの自由度が高いです。


まとめ

ここまで北欧風インテリアにカーテンを選ぶ知識と方法をお話ししてきました。

まとめると、一番始めに室内をなるべく自然な木の色と白で統一します。 二番目にカーテンの色をアクセントカラーにするか、ベースカラーにするか決めます。そして最後に、スカンジナビアンカラーと北欧らしい素材から選びます。

順番をきちんと追っていけば、インテリアは素敵にコーディネート出来ます。慣れてきたら、季節ごとにカーテンを変えても気持ち良いですよ! インテリアは人生を豊かにするので、是非楽しみながら取り組んでみてください。


綿谷麻友子(わたたに まゆこ) ・インテリアコーディネーター ・色彩検定1級 ・イタリア ロンバルディア州知事認定デザイナー


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