妊婦が鰻や穴子を食べていい摂取量は?妊娠中に食べる時の注意点

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甘辛いタレがたっぷりとかかったうなぎに穴子!

妊娠中でもなんだか無性にうなぎが食べたくなることがありますよね。とはいえ、妊娠中は何かと食べ物に気を使うもの。

魚というと水銀に注意しなくてはいけないことはご存知だと思いますが、うなぎや穴子はその見た目もほかの魚と違うので、妊娠中でも食べて大丈夫なのかな?と疑問を持つこともあるかと思います。

今回は妊娠中にうなぎや穴子を食べても大丈夫なのか?といった不安にお答えしていきます。

今回の記事はあくまでママたち応援団ができる限り詳しくまとめた内容になりますが断定はできません。専門的な知識や内容は通われている産婦人科にご確認くださいね。
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妊娠中も食べても大丈夫!でも食べ過ぎが注意!

うなぎを食べる
 

まず結論から言うと妊娠中でもうなぎや穴子を食べることができます。

但し、気をつけたいのがその摂取量です。

どんなものでも食べ過ぎはだめ!バランス良く食べましょう!というのは一般的なことですが、特にうなぎや穴子に関しては注意が必要になります。

なぜなら、うなぎや穴子に多く含まれるビタミンAの過剰摂取は胎児に影響を及ぼす可能性があるからです。

レチノールの摂り過ぎは注意

うなぎや穴子に多く含まれるのはレチノールという動物性のビタミンAがあります。

もちろんビタミンAは皮膚やのど、肺などの粘膜を正常に保ったり、夜間の視力を維持したりする働きがあり、大事な栄養素の一つです。

ですが脂溶性のため水に溶けず、摂り過ぎてしまうと体内に蓄積してしまうのです。海外では妊娠前3か月から妊娠初期3か月に多量摂取した場合、胎児の奇形が増加したとする調査結果があります。

 

ビタミンAのとり過ぎについて、アメリカである疫学調査の結果が報告されました。これは、妊娠前3ヶ月から妊娠初期3ヶ月までにビタミンA補給剤を1日10,000μgレチノール当量以上継続して摂取した女性から生まれた赤ちゃんに、奇形が現れる率が高いというもの。これを受けて日本でも、厚生労働省から妊娠初期や妊娠を望む女性のビタミンAの過剰摂取への注意がされています。

引用元:selfdoctor.net

水銀濃度は比較的低い

なお、妊娠中に魚を食べる際には水銀に注意する必要がありますが、うなぎや穴子は水銀濃度が比較的低いのでさほど気にする必要はありません。

水銀含有量はうなぎがグラムあたり約0.051μg、穴子が約0.01 μgとなっており、国際的専門機関は妊婦の耐用摂取量を体重1kgあたり一週間に1.6μgまでとしています。

 

2003 年に FAO(国連食糧農業機関)/WHO(世界保健機関)合同食品添加物専門家委員会(JECFA)は, メチル水銀の暫定耐容週間摂取量(PTWI)を 3.3μg/kg 体重/週から 1.6μg/kg 体重/週に引き下げまし た。また,同じく JECFA はカドミウムの暫定週間耐容摂取量を 7μg/kg 体重/週としています。

引用元:jfrl.or.jp

 

例えばうなぎ一食を100gとすると、体重50kgの方で15食以上も食べられる計算になります。ですが上記で挙げたレチノールの過剰摂取につながりますので、食べ過ぎは避けるようにしましょう。

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妊婦が鰻や穴子を食べていい摂取量は?

妊娠中の食事


ビタミンAと一口にいっても実はレチノール、βカロテン、αカロテン等があります。

食材に含まれる量を考える際には、体内でどれだけビタミンAとして作用するかを換算した“レチノール活性当量”を用います。

妊娠中のレチノール活性当量の摂取目安は、厚生労働省が施行している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、年代別に多少の差異はありますが妊娠初期~中期で約650 ~700μgRAE 、妊娠後期がこれにプラス80 μgRAE した数字となっています。

 一方で、うなぎには調理前の素材の状態で100グラムあたり2400 μgRAE、穴子の場合は同じ100グラムにつき500 μgRAEのレチノール活性当量があるといったデータがあります。「文部科学省 食品成分データベース」より

つまり、うなぎの場合は一食で推奨量を超え、穴子の場合も推奨量の半分以上を占めると推定できます。

妊娠中は食べられない?

上記はあくまでも推奨量であり、一日くらい超えてしまったところですぐに危険な状態になるわけではありません。毎日食べたりせずに、たまに食べるくらいであれば問題はないと言えるでしょう。

なお、レチノールはうなぎや穴子のほかに、鶏・豚・牛のレバーや肝などにも多く含まれるほか、ギンダラにも多いとされています。


イギリスなど、週に一回以上レバーやレバーパテなどを食べるとビタミンAを摂り過ぎてしまうので妊娠中は特に注意するように言われている国もあります。

妊娠中は貧血になることも多く、貧血対策にはレバーをイメージされる人も多いかもしれません。しかし、レバーの食べ過ぎはビタミンAの過剰摂取につながるので気を付けましょう。

【関連記事】妊婦のレバー摂取量は?妊娠中でも食べやすい料理方法

妊娠中はビタミンAを摂らなすぎるのもダメ!緑黄色野菜を食べよう!

緑黄色野菜


ビタミンAを摂らなすぎるのもダメ。緑黄色野菜を食べよう!

妊娠中は特にビタミンAの過剰摂取に気を付ける必要がありますが、そうはいっても全く摂らないのも問題です。

ビタミンAは粘膜の働きを正常化して免疫を高めたり、胎児の細胞に特定の機能を持たせるなどのはたらきをします。うなぎや穴子に含まれるのは脂溶性のビタミンAですが、緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンも体内で変換されてビタミンAとしてはたらきます。

こちらは水溶性で過剰分は抗酸化物質としてはたらき、体内に蓄積されることがありません。妊娠中はにんじんやホウレンソウなど緑黄色野菜を摂ることでビタミンAを摂取するようにしましょう。 

うなぎ 2400 μgRAE

穴子

500 μgRAE
にんじん 720 μgRAE
ほうれん草 350 μgRAE
西洋かぼちゃ 330 μgRAE

 

サプリメントや化粧品も確認しよう!

なお、サプリメントや化粧品などにも注意が必要です!

妊娠中は特にサプリメントでビタミンAを補う必要はないとされています。

また、最近ではレチノールがしわ、たるみなどアンチエイジングに効く美容成分として注目を集めています。通常の使用量では上限値を超えることはまれなので気にしすぎる必要はありませんが、知っておくとよいでしょう。

なお、皮膚疾患などに対して処方される薬の中にはレチノールを含むことから妊娠中は原則使用しないとされているものもあります。薬を処方される際には妊娠中であることをきちんと告げることは大切です。

まとめ


妊娠中のうなぎや穴子、食べても問題ありませんが少しの知識があるとより安心できますね。

うなぎは穴子に比べて脂質が多いので高カロリーでもありますし、甘辛いタレは糖分も多く含まれています。どちらも食べ過ぎには気をつけて妊娠中もうまく食事に摂り入れていきましょう。

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