妊娠中はパスタNG?カルボナーラも?妊婦の避けたい食材は?

カルボナーラにボンゴレ、ペスカトーレなど、多くの女性が大好きなパスタ

友達で集まってランチとなるとおしゃれなイタリアンを選ぶことも多いですよね。

特に食の嗜好が変化する妊娠中、パスタを食べたい気持ちが沸き上がったりすることもあるのではないでしょうか。筆者も妊娠中、「トマトソースのパスタが食べたくてたまらない」「今日は何がなんでもペペロンチーノ!」といった不思議な衝動に駆られたことがありました。
 

では妊娠中にパスタを食べる上でどんなことに気を付けたらいいのでしょうか?
今回、パスタは食べてはいけないの?食べるなら避けるべき食材は?などまとめてみました。

今回の記事はあくまでママたち応援団ができる限り詳しくまとめた内容になりますが断定はできません。専門的な知識や内容は通われている産婦人科にご確認くださいね。
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妊娠中に避けたいパスタと食材は?

生ハム


まず、妊婦さんが避けたい食材に“生もの”が挙げられます。

パスタに使われる代表的な生ものとして生ハムや生サラミ、サーモンなどがあります。

これらを避ける理由は、生の魚肉や加熱が不十分な魚肉にはリステリア菌やトキソプラズマといった有害な細菌や寄生虫が含まれている可能性があり、食中毒を引き起こす恐れがあるためです。

生もので代表する料理がお寿司ですよね。妊娠中にお寿司を食べる時も注意が必要です。下記をまだ見ていない人は参考にしてみてくださいね。

【関連記事】妊娠中は寿司が食べられない?妊婦さんが食べても良いネタはある?

リステリア菌

リステリア菌は生ハムなどの食肉加工品、スモークサーモンなどの魚介類加工品に含まれています。
 

通常は健康な大人が感染してもほとんど発症しませんが、免疫機能の低下している妊娠中は一般的な成人よりも20倍罹りやすいと言われています。妊婦が感染すると胎児へ感染し、新生児の髄膜脳炎・敗血症あるいは胎児の死亡・死産を引き起こす可能性があります。

生ハムやスモークサーモンはピザにも使われることが多いのでパスタ同様、注意が必要です。

トキソプラズマ

生卵


また、トキソプラズマは寄生虫の一種です。

こちらも健康な大人であれば感染しても問題がないことが大半なのですが、妊婦さんが感染すると影響が胎児に及び、流産や死産の原因になったり、脳や目の病変などを引き起こす可能性があるとされています。
 

更に、パスタの中でも不動の人気を誇るカルボナーラですが、妊娠中には注意が必要です。カルボナーラに生卵や半熟卵が使われている場合、サルモネラ菌による食中毒を引き起こす可能性があるためです。

サルモネラ菌

サルモネラ菌による食中毒が直接胎児に影響を与えるとは考えられていませんが、食中毒による激しい下痢などが流産の原因になる恐れがあります。
 

日本の卵は生食を基準とした厳しい品質管理をクリアしているので神経質になり過ぎる必要はありませんが、流通後の管理状態等によっては食中毒になるリスクはゼロではないと言えるでしょう。

生もののほかにはチーズにも注意が必要です。
 

すべてのチーズがNGというわけではなく、避けたほうがいいのは加熱されていないチーズです。

【関連記事】妊娠中のチーズは注意!妊婦さんが避けるべき種類やメニュー
 

チーズは大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズに分かれますが、プロセスチーズが製造過程で加熱されるのに対し、ナチュラルチーズは加熱されません。そのため生の魚や肉同様、リステリア菌による食中毒を引き起こす可能性があるのです。
 

なお、日本で作られるチーズは加熱殺菌が義務付けられているので基本的に心配は要りません。気を付けたいのは海外の輸入チーズです。食べないようにするのが一番良いですが、もし食べる場合は、よく火を通してから食べるようにしましょう。

ハーブの摂り過ぎにも注意

ハーブ


またハーブの摂り過ぎにも注意が必要です。

パスタに使われるハーブにはバジルやローズマリーなどが挙げられます。
 

少量であれば問題はありませんが、子宮収縮作用を持つため、たくさん食べることはしないようにしましょう。また、イタリアンパセリには解毒作用があるため、ヨーロッパでは妊娠中に食べると流産する、として避けられる傾向にあります。

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妊娠中、パスタの食べ過ぎには注意!

妊娠中のパスタ


ソースや具材のバリエーションが豊富なだけでなく、パスタにもスパゲティやペンネ、ラザニアなど色々な種類があり、妊娠中にこれらを食べる機会は少なくないでしょう。

ですがご承知の通り、パスタの食べ過ぎには注意が必要です。

塩分の高さ

一つ目の理由は塩分の高さ。

成人女性の塩分摂取量は一日に7g未満がよいとされています。

ですが実際は一日平均9g超を摂取しており、塩分を摂り過ぎていると言われています。妊娠中は特に数値が定められていないものの、塩分の摂り過ぎは妊娠高血圧症を引き起こすことがあるので、妊娠していない時以上に注意が必要です。

一般的にミートソーススパゲティには5g超、ナポリタンには4g超の塩分が含まれていると言われており、総じてパスタの塩分は高めとなっています。一食で一日の塩分目安量の半分以上をってしまうことになります。


パスタ同様、麺類で塩分が高い料理といえばカップラーメンですよね。一般的にカップラーメンには5~6gの塩分が含まれてされていますので食べ方を工夫する必要がありますね。

【関連記事】妊娠中のカップラーメンの影響は?塩分やカロリーの注意点

カロリーの高さ

二つ目の理由はカロリーの高さです。

パスタ自体のカロリーは一食(100g)あたり約378Kcalと、ごはん一膳(約175g場合)のカロリー約235Kcalと比べてやや高めです。
 

さらにパスタソースには油分がたくさん含まれているため、ごはんを主食にした場合に比べてどうしても全体のカロリーが高くなりがちです。特にクリームソースのパスタにはバターや生クリームなど太りやすい油脂が多く使われているためトマトソースやオイルベースのパスタと比べてもカロリーが高い傾向にあります。


食べやすいのでついつい口にしてしまうパンの中にも意外とカロリーが高いモノもあります。もちろんパンも食べて大丈夫ですが食べ方や控えたいパンを知っておいて下さいね。

【関連記事】妊娠中はパンが食べたい!妊婦のパン選びや食べ方の注意点

栄養が偏りがち

最後に挙げるのは栄養が偏りがちな点です。

基本的にパスタは丼ものやオムライスなどと同様に一皿で済み、主食プラス主菜で成り立っているため、主食が多く野菜が不足しがちです。白いごはんを主食とする和定食の一汁菜と比べても、栄養バランスが偏りがちな傾向にあります。
 

もちろん妊娠中は食事制限して体重管理することも大切。でも頑張りすぎてストレスにならないようにしましょうね。しっかり栄養を摂取しながら無理のない食事制限に心がけて下さいね。

【関連記事】妊娠中の食事制限!ストレス抑えるコツとは?【管理栄養士監修】

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妊娠中も安心、おすすめパスタはコレ!

妊娠中のパスタ


パスタを妊娠中も美味しく安心して食べるにはどうしたらいいでしょうか。ここでは妊娠中におすすめのパスタをご紹介します。

トマトソースのパスタ

トマトソースパスタ


外食時に選ぶならばトマトソースがおすすめです。

クリームソースやオイルベースのパスタには生クリームやバター、オリーブオイルなど油脂が多く含まれているのに対し、トマトソースはそれらに比べて油脂量が控えめな上、トマトのリコピンやビタミンなどを摂ることができます。
 

トマトソースをベースとしたパスタに野菜や魚介、またはきのこなどをたっぷりと使った具沢山のパスタを選ぶのが良いでしょう。この際にベーコンなどの加工肉やひき肉などを使ったものは油脂量が多いのでなるべく控えるのがベターです。

やっぱり安心、全粒粉パスタを使って手作り!


外食はどうしても塩分が高くなりがちで、使われる食材や油脂の量もコントロールしにくいものです。おうちで調理すれば塩分やオイルを控えて野菜をたっぷり加えるなど様々なアレンジが可能です。体調や時間の許す限り、自分で作ってみてはいかがでしょうか。

その際に、一般的なパスタではなく全粒粉のパスタを使うことをおすすめします。
 

一般的な小麦粉が小麦の表皮、胚芽を取り除いた後の胚乳を使用するのに対し、全粒粉は小麦の表皮や胚芽をつけたまま作られているため、通常の小麦粉よりも栄養価が高いのです。

パスタにはデュラム小麦という弾力のある小麦が使われるのですが、このデュラム小麦から作られた全粒粉のパスタがあるのです。

この全粒粉のパスタのいいところは、その栄養価の高さだけでなく食物繊維が豊富で噛み応えがあり、腹持ちが良い点です。少量でも満足感を得やすいので食べ過ぎの防止にもつながります。
 

欧州など小麦を主食とする国へ行くと、スーパーに並んだパスタの種類と量に圧倒されることがあります。その中に全粒粉のパスタも当然のように並んでいるのをよく見かけます。

残念ながら日本ではまだあまり一般的ではないのですが、オーガニック食材を扱うレストランの中には全粒粉パスタのメニューを扱っているお店があります。また個人でも、輸入食品店や百貨店、インターネットなどで入手可能です。

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まとめ


パスタは太る、というイメージがありますが、パスタ自体は実は優秀な食材です。

タンパク質はお米の2倍、糖質をエネルギーに変えるビタミンBも2倍、さらに基礎代謝を促進し貧血にも効果的な鉄分はお米の3倍も含まれているのです。

食べ過ぎはもちろん体に良くないのですが、こうしたパスタを食事にうまく取り入れて、妊娠中も美味しく健康的に楽しみたいですね。

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