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ムダ毛処理は注意。部位別の肌トラブル【元エステティシャン監修】

ムダ毛の処理は、手軽に簡単に済ませたいものですよね。

みなさんはどのようなもので自己処理をしていますか? おそらく、カミソリや毛抜きなどが1番身近な道具になるでしょう。

しかし、このような道具による自己処理は肌トラブルを招くことになり兼ねません。 今回は、女性が特に気なる脇・脚・VIOに分けてご紹介します。



荒木彩子(あらき あやこ)
・日本エステティック協会認定エステティシャン(ディプロマ取得経験あり)


ミュゼプラチナム


脇の黒ずみが酷くなる?自己処理の繰り返しが原因かも

手軽な自己処理
肌には大きな負担

  脇の処理は1年中するという女性は多いのではないでしょうか? 特に、手軽に処理できるカミソリや毛抜きなどを使用している方が多くいると思います。

カミソリや毛抜きでの自己処理の積み重ねで起きる肌トラブルの多くが脇の黒ずみです。 なぜ脇をカミソリや毛抜きによる自己処理を繰り返すことで黒ずみができるのでしょうか?


メラニン色素の過剰生成

メラニン色素は、肌を刺激から守ろうとして発生します。


日焼けによるメラニン色素は、紫外線から肌を守るために発生しているのと同じように、カミソリによる物理的な刺激から肌を守ろうと脇にもメラニン色素が発生している状態です。

このメラニン色素が黒ずみの原因の1つになります。


ターンオーバーのサイクルに肌が追い付かない

カミソリによる自己処理は皮膚に負担をかけてしまいます。カミソリで毛を剃るのと同時に、皮膚表面も削ってしまっているからです。 脇の自己処理をした後に保湿をする方はどれほどいるでしょうか? 自己処理後の肌は乾燥しています。

脇も例外ではありません。保湿されず乾燥したままだと、ターンオーバーはどんどん乱れていきます。新しく皮膚が生まれ変わる前に再度自己処理をされるので、ターンオーバーのサイクルが遅くなり、角質層が厚くなることで黒ずみへと変化するのです。


毛抜きによる自己処理

カミソリと共に、毛抜きを使用する方も多いですよね。 毛抜きも肌への負担がとても大きいので黒ずみを引き起こします。


毛抜きで毛を抜くことで、毛穴が刺激を感じることでメラニン色素が発生するからです。また、毛抜きによる自己処理は毛穴が開きがちになり、汚れが詰まり黒いブツブツ毛穴が目立つようになります。

そして、皮膚の中で毛が成長し、表面に出てこない埋没毛(埋もれ毛)というトラブルも発生しやすくなるので、毛抜きによる自己処理はあまりおすすめではありません。 手軽に行えるカミソリや毛抜きは、肌や毛穴への負担が大きいことから黒ずみなどにつながってしまいます。


脚がブツブツ肌に!カミソリ処理が与える影響

ブツブツ肌は注意
深刻化する前にケアしよう

  脚のムダ毛も脇同様、カミソリで自己処理する方は多いですよね。 自己処理の後に気が付くとブツブツしてしまうという方いませんか?脚のブツブツ肌はカミソリによる自己処理が原因となります。


赤いブツブツはカミソリ負け

赤いブツブツが発生し、かゆみや炎症を伴うものがカミソリ負けです。カミソリ負けになる要因には以下のものが挙げられます。

  • 乾燥
  • 生理中で肌が敏感な時期
  • 風邪気味や寝不足など体調が優れない時

皮膚には、肌をきれいに保つために必要な皮膚常在菌が存在しています。

黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌です。これらは肌の状態が良い時にはおとなしくしていますが、外部からの刺激により肌が傷付くと、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などが増殖し、かゆみや炎症を起こします。

肌の状態や体調が優れないときは、皮膚常在菌が悪さをしやすくなるので処理を控えましょう。 また、乾燥をしていると肌のキメが崩れてしまい、皮膚にカミソリが引っかかり肌に小さな傷ができます。

この小さな傷に菌が入り込むことで、炎症が起き赤いブツブツができるので日頃から保湿ケアはしっかりとしておきましょう。


黒いブツブツは埋没毛

黒いブツブツは先ほどの脇の項目でも触れた埋没毛(埋もれ毛)です。 皮膚内部で毛が成長し、表面に出ることができない状態の時に現れます。これは、逆剃りや深剃りをした際に発生しやすいものです。


埋没毛の処理は難しいので、無理な自己処理は控えて発生させないようにすることが大切です。もしもできてしまった場合は、何もせずに自然と肌の外に出てくるのを待ちましょう。毛抜きなどで無理に抜こうとすると悪循環になるので避けた方がいいです。

どうしても気になるときは、スクラブやピーリングなどで角質を取り除き、埋没毛を肌から出してあげましょう。 どちらの場合も、深刻化すると毛穴の奥に菌が入り込んで毛嚢炎(もうのうえん)に変化をします。毛嚢炎がひどくなると専門医の処置も必要なケースになり兼ねません。


VIOはトラブルが多発部位!その理由と自己処理方法

VIOは毛質が太い
でも肌はとてもデリケート

  水着を着る機会がある場合などきになるのがVIO、いわゆるデリケートゾーンの自己処理です。体の中でも1番毛量が多く、毛も太いので自己処理が難しい場所となります。


黒ずみや色素沈着

VIOの黒ずみや色素沈着は、ショーツや椅子などで擦れる頻度が多く、知らないうちに刺激を与えているからです。カミソリで剃る回数が多いと、それだけ肌に刺激を与えることになり、黒ずみや色素沈着の原因となるメラニン色素が発生します。洗う時なども力を入れずに優しく触れるように洗いましょう。


毛嚢炎や埋没毛

毛の太いVIOは、毛嚢炎になりやすい場所となります。


生理中は細菌が増えがちになり、毛嚢炎のリスクが高まるので自己処理は控えましょう。また、VIOのような皮膚が柔らかい場所をカミソリで剃ると埋没毛にもなりやすいので注意が必要です。

VIOに毛嚢炎や埋没毛ができると痛みやかゆみで日常生活にも支障が出る可能性もあるので、丁寧な自己処理を心がけましょう。 VIOの自己処理をする前に、肌と毛を柔らかくすると処理がしやすくなります。ホットタオルでVIOを温めることで柔らかくなるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

また、カミソリではなく電気シェーバーを使用することで、怪我や肌トラブルの防止につながります。いきなり伸びている毛を剃ると、毛がひっかかり毛嚢炎を引きおこす原因になるので、短くカットしてから剃るようにしましょう。


肌トラブルを避けたい人にはこんな方法もある!

肌トラブルにならない
つるすべ肌ケア方法

  自己処理による肌トラブルは処理方法を少し改善することで避けることもできます。最終的には、プロにお任せすることも視野に入れることもおすすめです。まずは変えられるところから見直してみましょう!


電気シェーバーによる自己処理に変える

肌に大きな負担を与える、カミソリや毛抜きによる自己処理をやめましょう。


カミソリや毛抜き、除毛クリームは肌への刺激が大きくなります。1番低刺激な自己処理方法は電気シェーバーです。脱毛サロンなどでも施術前の処理に使用されているのは電気シェーバーなので、安心して自己処理に使ってください。

肌を削ることなく、毛をカットして処理できるので負担が少なく済みますよ。


逆剃りはやめる

毛の流れに沿って優しく剃ることで、肌への負担を軽減させることができます。また、肌にハリがある状態でそるとスムーズに処理できるのでテンションをかけましょう。 剃る方向とは逆方向に軽く引っ張ることで、肌のたるみが軽減されるので剃りやすくなりますよ。


保湿をしっかりとする

肌の乾燥は肌トラブルを招きます。

特に、ムダ毛処理後の肌は乾燥している状態です。処理をした箇所はしっかりと保湿をしましょう。顔と同じように、化粧水・乳液を塗るようにするとしっかりと保湿されるのでおすすめ!

もちろんボディークリームだけでも大丈夫です。

保湿することで、キメの乱れがちな自己処理後の肌を整えるだけでなく、毛穴を引き締めることにもつながります。ちなみに、アルコールの入った化粧水はしみることもあるので控えた方がいいです。


思い切って脱毛サロンで脱毛するのもおすすめ!


特に気になる部分は、脱毛サロンでプロにお任せすることもおすすめです。

脱毛サロンは、キャンペーンなどを利用すればとても安価で脱毛が可能となります。自己処理の手間もなくなり、肌への負担もなくなることから肌トラブルも減りますよ。 脇や脚、腕、VIOなどの気になる箇所だけの脱毛もできるので、脱毛サロンに通える時間があるならプロに処理をしてもらいましょう。


まとめ

ムダ毛の自己処理は女性にとって永遠のテーマです。

今回は暑くなる時期に向けて気になる箇所ついてご紹介しました。 長袖から半袖に変わる時期は、サボりがちだったムダ毛処理も頻繁に行うようになり、肌トラブルが発生しやすくなります。

特に気になる、脇・脚・VIOといったデリケートゾーンの自己処理方法を見直してみましょうね。



荒木彩子(あらき あやこ)
・日本エステティック協会認定エステティシャン(ディプロマ取得経験あり)


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