【整理収納アドバイザー監修】子供部屋のアイディア収納術!おしゃれテク8選!

子供の部屋がいつも散らかっていて「片付けなさい」と言ってもなかなか片付かない。そんな悩みをお持ちではないですか?

散らかっているのは子供のせいだと思っているかもしれませんが、じつは子供が片付けられないのには理由があったのです。その理由を探って子供と一緒におしゃれな部屋にしませんか。

ここでは子供部屋のアイディア収納術やおしゃれテク8選を紹介していきます。収納方法やおしゃれテクを学んで子供部屋をキレイに変身さましょう。


木咲真弓(きさきまゆみ)
整理収納アドバイザー2級
(一般社団法人ハウスキーピング協会)


そもそも子供が片付けられない理由とは?

子供を怒る前に
まずやっておくべきこと

 

子どもの部屋が散らかっていたら「片付けなさい」と怒っていませんか?

子供はどうしていいか分からずオロオロするばかり。


じつは子供が片付けられない理由は、親が子供に片付け方を「教えていない」ということがよくあるのです。

片付け方をちゃんと教えていないのに片付けるように言われても、子供が片付けられる訳がありません。

そこでまずは子供に片付け方をしっかりと教えてあげましょう。はじめはお母さんと一緒に楽しく片付けるのがポイントですよ。

【アイディアおしゃれテク①】物にはすべてお家を作ること

引用元:https://hokuohkurashi.com/note/116463

片付けるではなく
お家に帰るイメージ

 

はじめに、すべての物に「お家」を決めてあげます。

子供は片付けるように言われても、それを何処にしまったらいいか分からないと片付けられません。そこで物をしまう場所(お家)を子供と一緒に決めていきます。

ぬいぐるみ・本・洋服・おもちゃなど、はじめは「ざっくり」しまう場所を決めていきます。子供のうちは細かく整理させる必要はありません。あまり細かく決めてしまうと続けることが出来ないので、ある程度のゆるさも必要です。

そして子供には「片付けて」とは言わずに「ぬいぐるみのお家はどこだっけ?」などと声を掛けるとお家に戻すようになります。

物を片付けるのではなく、お家に帰ると思わせることで片付けのイメージを変えてあげるのです。

【アイディアおしゃれテク②】あそびと勉強は分けて収納する

机にはあそび道具を
置かないほうが良い

 


片付けで重要なのは「勉強道具」と「あそび道具」を混ぜないということです。勉強机にあそぶ物があると勉強中にあそびの方に目が行ってしまいます。これを避けるためには勉強机には勉強以外の物を置かないようにします。

机に物がないことで子供は勉強に集中できるようになります。いっそのこと勉強机には何も置かないというのがちょうどいいかもしれません。

また、学校や勉強に関するものはすべて勉強机の近くに片付けると、探し物をする時にすぐ見つかります。

部屋のあちこちに勉強道具を分散してしまうと使いたい時に大変なので、勉強に関するものは机の周りにまとめましょう。

【アイディアおしゃれテク③】学校のお便りはその日のうちに片付ける

コルクボードと書類ケース
使い分けると便利です

 

お便りにも「お家」を作ります。

お便りはその日のうちに全部出して「いるもの」「いらないもの」に分けます。もういらないお便りは書類ケースの中へ、授業参観の予定など必要な書類はコルクボードに貼ります。貼っておくとお便りが行方不明になりません。

そして用が済んだお便りはコルクボードから外して書類ケースへ入れます。

そのとき書類ケースには上から重ねるように入れていきましょう。そうするとまた必要になったとき、上から探していけばすぐに見つかります。

子供に兄弟・姉妹がいたらコルクボードと書類ケースはそれぞれ1人につき1つずつ用意してあげてください。子供ごとに分かれていると、それぞれの予定が把握できます。

これは子供がたくさんいるご家庭ではとっても便利ですし、子供も自分専用の場所があると喜びますよ。

【アイディアおしゃれテク④】子供の手の届きやすい高さに収納

引用元:https://roomclip.jp/mag/archives/10642

子供が片付けしやすい
高さに合わせてあげよう

 

よく出し入れする物はすぐに手の届く場所に収納します。

子供は胸の高さがいちばん収納しやすいです。高い位置など手の届かない場所では片付けるのが嫌になってしまうので、高い位置には収納しないようにします。

また地震などで落下する恐れもあるので、子供部屋の収納は子供の手の届く高さまでにとどめましょう。

【アイディアおしゃれテク⑤】きれいに並べるとおしゃれに収納できる

女の子におすすめ
部屋のおしゃれ度UP

 

ぬいぐるみなどたくさん持っている場合は、しまうのではなく並べておくのもいいでしょう。きれいに並んでいるととてもおしゃれになります。

おしゃれな状態がお気に入りになると部屋を散らかさなくなります。

ぬいぐるみを抱いて寝る場合はベッドの近くに並べてあげるといいですよ。きれいに並んでいるとそこから持ち出したときにぬいぐるみにすき間ができるので、使い終わったら元に戻すようになります。

【アイディアおしゃれテク⑥】洋服はハンガーに掛けるだけでおしゃれに!

引用元:https://hokuohkurashi.com/note/116463

片付けしながら
気分はお店屋さん

 

洋服はハンガーに掛けて並べるとお店のようにおしゃれに収納できます。


洋服を選ぶときも見えているので服がすぐ見つかります。ハンガーに掛けられないものも引き出しには入れず、BOXなどに入れて見える状態で収納してください。

見えていればすぐに取れるので、奥から引っ張り出してぐちゃぐちゃということも無くなります。

洋服を干すときもハンガーに掛けて干すようにしてくださいね。そうすると取り込んだらそのまま洋服掛けに吊るすだけでいいので、たたむ手間もかかりません。

【アイディアおしゃれテク⑦】入れるだけの収納BOXは簡単でおしゃれ

引用元:https://www.universalhome.co.jp/iebana/makehouse/61.html

かさばる物は
まとめて収納しよう

 

がさばるおもちゃなどは、きれいに片付けようとすると少し大変です。

おもちゃなど「がさばる物」はポンと入れるだけの収納が向いています。子供も箱に入れるだけなら簡単に出来ます。低い位置に大きいBOXを置くようにすると物を入れやすく邪魔にもなりません。

部屋もとてもスッキリします。フタ付きの入れ物なら中も見えないのでおしゃれになります。

【アイディアおしゃれテク⑧】買うときは減らすとセットで考える

片づけを通じて
物の大切さを学ばせる

 

子供が新しいおもちゃなどを欲しがったときは、まずどの「お家」に入れるか自分で考えさせます。


そしてそのお家がすでにいっぱいだったら、新しいものを買ったら古いものを手放すことを教えましょう。新しいものを買うときは「使わないものを1つ捨てる」と決めればむやみに新しいものを欲しがらなくなり、物の大切さも覚えます。

おしゃれな部屋には余計な物がありません。

物が少なければ部屋はいつも片付いています。物を増やさない工夫はじつはとても大切なのです。

まとめ

子供に小さいうちから片付けを教えてあげると、自分で考えて片付けが出来るようになりますよ。

大切なポイントは「イヤイヤ片付ける」のではなく楽しみながら片付けること。

部屋がおしゃれに片付いていると、とても気持ちよく過ごすことができます。子供と一緒に楽しく片付けながら、おしゃれな部屋で暮らしていきましょう。


木咲真弓(きさきまゆみ)
整理収納アドバイザー2級
(一般社団法人ハウスキーピング協会)


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